そんな日も 、 あるよね 。 ○¨

東南アジアを旅していた傍ら、ちょこぽことやっていたブログ『^^とっとちょっといってきまーす。。○¨』から1年とちょっと。         写真ブログを始めることにしました。´∇`*¨  そんな日も、あるよね。 ○¨

Entries

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  • [No Tag]

 アーサー・パッタナー・デック財団「こどもの家」を訪れて

 10日ほど前、「Slow House」で出逢った友達なおちゃんの紹介で、タイの財団法人「アーサー・パッタナー・デック財団」が運営する「こどもの家」へ訪れさせていただきました。

 この財団は、チェンマイのナイトバザールで花などを売り歩くストリートチルドレンの支援を目的として1997年に設立されました。

 現在はチェンラーイ県のストリートチルドレンも対象に加え、4つの施設を持ち活動しています。

 施設はそれぞれチェンマイ・チェンラーイ県におけるこどもの緊急避難場所の提供を目的とした「ドロップインセンター」(かけこみ寺のような場所)及び、ストリートの生活から抜け出すことを希望した子どもたちが共同生活をする「こどもの家」があります。

 これらの施設はアメリカやスウェーデンのNGO団体などからの助成金や寄付などで運営しています。


     
             

 
 私はなおちゃんの紹介で、タイに暮らしながらこの財団で12年ほど働いている出羽さんという女性の方に「こどもの家」へ連れていっていただきました。


 出羽さんは今は産休中ではありますが、子育てをしながら、行けるときこのこどもの家へ行っています。


 現在チェンマイの「子どもの家」では、8~18歳までのこどもたち20人ほどが生活しています。

 
 チェンマイのストリートチルドレンのこどもたちは、多くの場合がミャンマーとの国境付近から流れ込んで来た少数民族の子どもたちです。

 出稼ぎに来た家族を助けるため、10歳に満たないうちからナイトバザールなど観光客が多く集まる場所で、花などを売り歩いたりしています。


 タイでは、6~7年ほど前から、子どもに対する法律も制定され、現在は子どもに商売をさせることは法律上禁止されていますが、こういった少数民族など実際に問題を抱えている人たちにまで、この法律が浸透していないのが現状であるようです。
 
 またストリートチルドレンの子どもたちは、常に児童買春やHIV・AIDS、麻薬などの危険にさらされています。

 今でこそ、そういったお店は少なくなってきたそうですが、「チェンマイに来れば子どもが買える」そう言われてきた場所でもあります。

 (数年前に公開された映画『闇の子供たち』もタイ北部の児童買春などをテーマに扱った映画で、観た後は重たい気持ちになるかもしれませんが、事実を知るー思い巡らし考える。。そういった意味でも、ぜひ観ていただきたい映画です。)


 子どもたちの話に入る前、山岳民族の現状について、少しお話しておくことにします。
 (「希望の家を支える会」HP参照→http://www.sunnyside.jp/kibounoie/index.html)


 タイ北部や北西部には、今もなお伝統的な習慣や文化を守る大勢の山岳民族、少数民族のひとたちが暮らしています。

 彼らは長い間、平地に住むタイ人との文化や習慣の違いなどから、差別や偏見にさらされてきました。

 また、彼らの約4割(いつのデータが定かではありませんが‥)が「暫定的な滞在者」として、正式なタイ国籍を認められていないという現状があります。

 そのため正規の高等教育や医療サービスを受けることができないばかりか、就職の制限など厳しい制約が課せられています。


               


 こういった背景なども背負って生きているストリートチルドレンのこどもたち。

 この財団では、スタッフが公園や市場、商店街や娯楽施設など、場所ごとに担当を決めて各自が出向き、ストリートチルドレンのこどもたちと接する機会を持つようにしています。

 そういった子供たちを見かけたら、いきなり子どもの家やドロップインセンターへ来ることを勧めるのではなく、まずは仲良くなることから始めるそうです。

 ストリートチルドレンのこどもたちのなかには、大人嫌いなこどもたちも多いため、「もし何かあったとき、辛かったときはこういう場所があるよ」ということを伝えておくそうです。

 そのなかでこどもたちの希望や適性に合わせて、こどもの家や職業訓練校、その他NGO団体などを紹介しています。


そうしてこどもの家へ来たこどもたちは、ここで暮らしながら平日は学校に通っています。

平日の昼以外はすべて当番制で自炊もしています。

土日は、施設内の畑で農作業をしたり、裁縫やお菓子作り、なかには近くの農家さんのところへバイトをしに行く子もいて、基本的にはじぶんたちのしたいことをそれぞれにしています。


この施設では、アートや農業などで、こどもたちの心のケアを行っています。

暴力しか受けてこなかった子どもは、暴力でしか自分の感情を表現できない子もいます。

そもそも自分の気持ちの表現法を知らない子もいます。

そのような子どもたちも、絵を書くことでそこに自分の心のなかにある気持ちを表現していけるようになったりもします。

ものを創ることそのものが、自己自尊心の回復にも繋がります。


出羽さんは「子どもたちにとってそれが楽しければ、いいんだ^^」

そんな風にもおっしゃっていました○゛


「施設に来た当初は、中々心を開かなかったこどもや、喋らなかったこどもたちも、今ではだいぶ表情が変わってきた…」

そうおっしゃっていたように、この施設へ行き、こどもたちに初めて会ったときの第一印象は、

表情が穏やかだな。。

ということでした。

人間だけでなく、犬なんかもそうですが、愛情を受けて育っているか否かは表情に出ることが多いです。


ここの子どもたちは、この施設のおとなたちから愛情を受けて育っているのではないかな。。

そんな風に感じました。

そこにはスタッフの人たちのたくさんの努力があったことと思います。

出羽さんも、特にドロップインセンターにいた頃は、日々いろんなことが起こり(こどもたちが事件に巻き込まれたり、親がこどもを返せと怒鳴り込みに来たり。。)

「何度も辞めようと思った…でもその度に、ここへ引き戻されるような何かが起きたり、そういうときに限ってこどもたちがまた泣けることを言ってきたりするんだよね。ここの子たちと馬が合うのかも^^ それに私他力本願だから^^」

と笑っておっしゃっていましたが、この10数年、ほんとうにたくさんの苦労と努力があったことと思います。

「子どもたちと対等でいたい」

そんな出羽さんの気負いないスタンスが、こどもたちから好かれ慕われてい所以なのかな。○゛

と、こどもたちの出羽さんとの触れ合いを見ていて感じました。




今回こどもたちと触れ合い遊び、学ぶなかで「国籍」という社会の障壁を思いました。

日本に生まれ育った私達のほとんどは「国籍」を持っていて、それを気に留めることすらなかったけれど、それ故大きな制約もなく、自分の生きる道を選ぶことができる。

しかし、ここで暮らす子どもたちは国籍を持っていません。

学び、能力を身につけ、また能力が高くても、日雇い労働ができなくなるからという理由で、また、進学して学んでも会社に就職できないからといって進学を諦めてしまう子どもたち。

生まれた国や人種問わず、誰の心も等しく自由で、誰にも縛られるものではないけれど、
「国籍がない」それだけで、こどもたちのこれからへの意志意欲を摘み取ってしまう社会の現実。

「国籍」という大きな壁。


社会の仕組みや制約そのものを覆すのは難しいかもしれないけれど、社会で生きるひとりひとりの意識次第で、目の前にいる子どもたち、身近にいる子どもたちの道を開くこと、それがたとえ細くて狭い道だとしても道はあることを提示できるかもしれない

そう思いました。


私自身今ここで、自分にできることはほとんどないけれど、それでも私にできるわずかなことをやっていこうと思う



出羽さんが話していた、ストリートチルドレンの子どもたちのもつ「生命力の強さ」

子どもたちのすることを見ていると、確かにたくましかった

10歳くらいの女の子も、自分でココナッツの実をとってきて、包丁を使いながら硬くて分厚い皮を剥ぎ、ココナッツジュースを飲ませてくれた。


今の日本をここまで創りあげてくれた先人たちのおかげで、日本に暮らす多くの人たちは、生きるために生きる、という感覚から離れ暮らしているかもしれない。

今の日本に生きる多くのひとは、いろんなことに思いを馳せ、考え、体験し、様々なものを享受しながら生きることを「楽しむ」ことができる


その中でのひとつひとつの喜びや楽しさは、自然やひとやいきものたち、すべて何かだれかが創りだしてくれたもの


悲しみを消し去ることはできなくても、喜びを創りだすことはできる


それをPowerにしていくことだって人はできるから


痛みを分かち合うこと

いっしょに感じること

喜びを分かち合うこと


人間ができることは目に見えるものには限界があるようで、目に見えないものは無限大かもしれないね ○゛




あいやいつものごとく。 ;

結局思いが膨らんで、なんだか上手くまとめきれてないのですが、そしてまだ未熟者ながら長ーく長く、

語らってしまったのでした。。

伝えたい、伝えなきゃ ! そこから2週間近く経ってのやっとの発信ですが、


読んでくれて、どうもありがとう゛



ラオスでは、ラオスの子どもたちのいのちいっぱい元気な成長を願いながら、写真の腕はまだまだだけど、心で1枚1枚撮ってこようと思います。

今更ですが、パソコンを持たずに旅に出てしまった故、こどもたちの写真をこのブログでUPできないのですが(⌒-⌒; )帰国後UPします。

また、5月に高円寺にあるカフェ『smile earth』で写真展をさせていただく予定なので、よかったら東南アジアのこどもたちを見にきてください○゛


いやほんと長いこと…付き合ってくれてありがとうございました ○゛


Have a nice weekend!






スポンサーサイト
  • [No Tag]

*Comment

 

こんばんは^^
元気そうでなによりーw

写真展、見にいくね!!

置かれている立場が違うけど、
子供達が何か生きる楽しさ肌で感じられたら、
とても喜ばしい事だね^^
  • posted by あっきー 
  • URL 
  • 2012.12/15 23:03分 
  • [Edit]

○あっきー○゛ 

読んでくださってありがとうございます^^゛

そして写真展もありがとうございます ´ ▽ `

がんばらなきゃ○か゛

ほんとう゛

子どもたちひとりひとりが、生きる喜び楽しさを肌で感じれるよう大人も顔晴らなきゃですね^^
  • posted by 知里 
  • URL 
  • 2012.12/17 18:30分 
  • [Edit]

うんうん 

変わらずでよかった。相変わらずパワフルにしてるね!

写真展いいな!
  • posted by 云ラ 
  • URL 
  • 2013.01/08 14:58分 

○云ラさん○゛ 

 コメントありがとうございます○゛

云ラさんはお元気ですか?゛

 お恥ずかしいことにしばしこちらがとまっていました。。

始動!!

 おかげさまでいろいろありつつ?も元気です^^ ○ありがとだくさん○゛

写真展
よかったらともこさんとバイクでふらっと、、いらしてください^^○゛

 なんて。。
  • posted by とっと 
  • URL 
  • 2013.01/27 15:07分 
  • [Edit]

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。